プラチナエンド

ジャンプスクエアで連載中のファンタジー・サスペンスマンガです。デスノートで有名な大場つぐみと小畑健のタッグによる作品です。いくらかデスノートと似たような世界観があります。自らの自殺をきっかけに天使との契約を交わすことになった架橋明日は、神候補の1人として「神様選び」に関わっていくこととなります。ストーリー展開がかなり練られているのがわかります。

デスノートと違って、ひとコマのセリフが多すぎることもなく読みやすいです。それでいて設定はしっかりしており、ストーリーの濃さが感じられます。各キャラクターの設定も然りです。作画が非常に上手く、作品の質を高めています。

月刊での連載と言うこともあり1話1話に十分の時間をかけて、作品を書き進めているのが伝わります。予想外の展開が次々に起こり、早く次が読みたくなる作品です。

デスノートファンなら楽しめるであろう作品でありながらも作品のテーマは真逆で「人の生」を描いています。おすすめ⇒ガリガリ娘を拾ったらムチムチ美女になりまして

歴史が学べて萌える、妖しい少女漫画

月刊プリンセスで連載中の少女漫画「薔薇王の葬列」にハマっています。薔薇王とは歴史上の人物であるリチャード三世のことで、 原案であるシェイクスピアの劇では背中がひどく曲がった容姿も性格も醜い野心家の男性なのですが、この漫画のリチャードは両性具有の身体を最大のコンプレックスとする中性的な美貌の人物として描かれています。王家の3番目の王子として産まれたリチャードは秘密を隠しながら男として成長していくのですが、中性的な見た目なので状況によっては女性と勘違いされて好意を寄せられたり、窮地を脱するための女装がめちゃくちゃ魅力的だったり…男でも女でもあるリチャードの危うい恋愛模様が戦争や王座を巡る陰謀渦巻くシリアスなストーリーの間の随所にちりばめられています!そこがこの漫画の少女漫画としての萌えポイントなんですね。作者の菅野文さんの絵がまた素晴らしく美しくて、男性キャラはそろってイケメン中のイケメン、女性陣も美女と可愛いキャラばかり。そんなキャラ達の恋愛事情はドキドキ不可避なわけですよ。特に取り上げるならリチャードと男性キャラの色恋沙汰ではヘンリーやバッキンガム(ケイツビーも捨てがたいですね!)リチャードと女性だとアンとの初期の関係に萌える方が多いのではないかと思います。ゴシック調のインテリアや衣装のデザインも凝っていて徹底した世界観に引き込まれます。歴史も学べて複雑なストーリーの中にも読者をときめかせることを忘れない濃い少女漫画「薔薇王の葬列 」の好みは分かれると思いますが、そういった漫画が好きな方はどっぷりハマってしまうのではないでしょうか。

GIANT KILLING

モーニングにて連載中のサッカーマンガです。監督が主人公という珍しいマンガでもあります。

かつて日本代表のスター選手だった達海猛が、古巣であるEast Tokyo United、通称ETUに監督として戻ってきます。弱小チームであるETUを成長させていく物語です。このマンガの好きなところは様々な名言が出てくるところです。監督である達海はまだ年齢的には若いですが、日本代表のスター選手だったこともあり発言が的確です。選手を奮い立たせるような名言が多く登場します。

そして、このマンガは達海という監督目線だけでなく各選手の成長も描いています。チームでも才能を発揮し切れていなかった選手、椿が日本代表にまで成長する過程は読み応え充分です。

また、背景などの作画にも非常にこだわりを持ったマンガです。物語り上、スタジアムでの試合シーンがよく描かれますが細かい部分までこだわって描いているのがわかります。ストーリーと作画の満足度が高く、非常に読み応えがあるマンガです。おすすめ⇒桂あいり

美しき貴公子チェーザレ

『モーニング』で不定期連載の漫画『チェーザレ 破壊の創造者』が好きです。イタリアに実在した歴史上の人物チェーザレ・ボルジアが主人公となっています。これまで歴史モノはあまり読んだことがなく、世界史にも疎いので少し難しいところもありますが、絵がきれいで読みやすいです。単行本の巻が増すごとに絵に迫力が増しています。登場人物たちが着ているルネサンス期のイタリアの服装がかっこいいです。また、背景の建物や料理までもがリアルで、その世界観が楽しめます。ヨーロッパでも翻訳されて出版しているようです。この漫画ではじめてチェーザレ・ボルジアという人物を知りましたが、すごく魅力的に描かれています。側近のミゲルとともに、ルックスはかなりのイケメンです。チェーザレはスペイン出身の貴族ですが、チェーザレや護衛達の身につけているスペイン風の服装がかっこよく描かれています。幼少の頃から神童と呼ばれて英才教育を受けてきたチェーザレは完璧な貴公子で、一挙一動が美しくて惚れ惚れしていまいます。自由気ままで我が道を行く性格も好きです。チェーザレという名は、かつて栄えたローマ帝国の英雄カエサルのイタリア語読みです。これからチェーザレが激動のイタリアでどう活躍していくのか楽しみにしています!おすすめ⇒絡みつく視線